早川桃代「とるにたりたい」、昨日で無事に終了いたしました。足を運んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。梅雨で足元も悪い中、感謝です。繊細でもありおおらかでもあり、身近なものの細部にあるささやかな美しさに気づかせてくれた展示でした。今週7月6日から、田中大輔写真展「ひとりの子どもに」が始まります。彼も身近なものに目を向ける作家の一人です。こちらも是非ご高覧ください。
みっちりどこもかしこもパンはパンで出来ていて、パンの中にパンではないところはない。 パンっぽいパンがあるのではなく、全てがパン。
というようなことを、早川桃代の絵を見ていると考えてしまいます。
雰囲気やイメージに引きずられないように、モチーフを見て描く。 山があるから山に登る、まるで登山家のようだと思いました。