TAKAGI KAORUの書籍『皿と血』の出版記念Exhibitionを MINA-TO(スパイラル 1F)にて開催いたします。
どのようにしてこの本が出来たのか。
TAKAGI KAORU の考える「皿」とはいったいどういうものなのか。 作家自身がある時からずっと見続けてきた目線で描かれたこの本が 読者の日常にどう関わるのか。 それらをより深く読み解いていただける展示となります。
Opening Live
まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。
2018.1.15 Mon 19:30-21:00 free
『皿と血』出版記念Opening LiveをExhibition会場にて開催いたします。 ライブに参加くださる方々と TAKAGI KAORU の新作品を使って「出航する為の港」を作っていきます。 なぜ港なのか、なぜ出航なのか。
このライブは2018年秋におこなわれる TAKAGI KAORU 個展ライブ
「海に出る船は持っているか。」の序章となっております。 ライブに参加頂く事で、TAKAGI KAORU が常々考える「皿」の意味は 徐々に皆様に届くのではないでしょうか。 そして、この度出版される『皿と血』の中に書かれている言葉が、 皆様の身近な出来事の一端の景色であることを実感していただけるはずです。
MINA-TO/Spiral
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 1F 5-6-23 Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo tel.03-3498-4015
http://www.spiral.co.jp
MINA-TO Special Event
TAKAGI KAORU の皿で食す今日。
2018.1.15 Mon – 1.28 Sun 15:00-20:00
スパイラルのMINA-TOだからこそできる特別イベントです。 会期中、スパイラルカフェの食事を
TAKAGI KAORU が『皿と血』の為に制作した皿で食していただけます。 本の中で景色を作り上げてきた皿も登場します。 作家や本に参加してくれたゲスト達が日常でみつめてきた
「食べ終えた皿の景色」というものがどんなものなのかを追体験していただけます。 お客様が食された後の皿はそのままMINA-TOに展示されます。 終えた皿を汚れていると捉えるのか、皿の上に現れた新たな景色と捉えるのか。 普段はあまりみつめる事のない「食べ終えた皿の景色」を探す時間。ぜひ、お試しください。
* 作品・書籍をご購入いただいた方が体験できる特別イベントとなっております。(限定数あり) * 都合により、内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
TAKAGI KAORU Exhibition Live
海に出る船は持っているか。 2018年 秋 開催予定
今回のオープニングライブ「まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。」を皮切りに、 2018年秋、葉山にて個展ライブ「海に出る船は持っているか。」を開催予定です。 これはTAKAGI KAORU の真骨頂であり、参加者と共にTAKAGI KAORU の作品を使って、 自身に内在する船とはいったい何なのかを探す旅に出るような一日となることでしょう。 詳細ご希望の方は連絡先をメールにてご連絡ください。DMをお送りいたします。
e-mail kaoru*takagikaoru.com(*を@にご変更ください)
TAKAGI KAORU / 造形作家
http://www.takagikaoru.com
粘土を一生ともにする素材として、立体や器を制作。
器とは「受け」「与え」そして「変化させる」為に重要な道具であるという捉え方に軸を置くことで、
人自身もその条件を満たす器であり、世の中には器になり得る物が物質に限らず無数に存在することを表現。
近年は、参加者がTAKAGI KAORUの作品を道具として使い、
「新たな制作を作家と共に行う時間」というパフォーマンスを主体に活動。
器のブランド Wo shi Ribenren 主宰。
「日常の食事」をテーマにし、Wo shi Ribenren の作品で食事をする店「ひととき」を運営。
ゲストアーティストプロフィール (順不同)
mamoru / サウンドアーティスト
http://www.afewnotes.com
想像力と様々なリサーチ手法を用い、過去、現在、未来/架空の音風景を「聴くこと」から「あり得た(る)歴史」などを題材にした作品を制作。国内外の現代美術館、ギャラリーでの展示、パフォーマンス多数。
高木耕一郎 / アーティスト
http://www.koichirotakagi.com
アメリカのアートスクールを卒業後、 NYを制作拠点として活動。現在は東京で制作をする。刺繍、ステンシル、ペインティングなど様々なマテリアルを使って動物を描く作品は、常に現代社会がかかえる「違和感」をテーマとしている。国内外を含めた個展やグループ展への参加、ファンションブランドとのコラボレーションなど幅広く活動。
matohu 堀畑裕之 関口真希子 / デザイナー
http://www.matohu.com
「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに2005年に設立。現代日本のファッションデザインを代表するブランドとして東京コレクションや海外のメディアから、高い評価を受けている。
岡崎純 / クリエイティブディレクター
デザインスタジオのgroovisionsを経て、London、NYC、Torontoなどの生活と文化をリサーチ後、2010年に、RECTERA INC.を設立し、クリエイティブディレクションを行う。Spiral / Wacoal Art Centerのプロジェクトディレクターも兼任。主なプロジェクトとして「スマートイルミネーション横浜2012/2014-2017」「道後オンセナート2014」「TOKYO ART FLOW 00」「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017」などがある。
牧かほり / グラフィックアーティスト
http://www.k-maki.com
植物や人間のエネルギーをモチーフに、一枚の絵から、プロダクトや映像スペースデザインに展開する活動をしている。自身の創作活動とともに、国内外のアーティスト、企業とのコラボレーションなどを多く手がけ、近年アップル社 アドビシステムズとの共作をきっかけにデジタル作品にも力を入れている。第12回 文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品受賞。