金柑画廊は神山靖弘個展「画廊は、パン屋、コンビニ、交番のそばにあり、夕方になると小学生が前を通ります。」を開催いたします。
自身が撮影した写真をコラージュした立体作品や平面作品、身のまわりにあるものを使ったインスタレーション作品を制作してきた神山。金柑画廊での個展は二度目で、今回の展示では「物事とそのまわりの事柄の関係」に焦点を当てた、新作のドローイングや立体を中心とした作品群を発表いたします。
彼の作品はそれ自体が意味を持つというよりも、展示空間と状況を作る役割を担います。制作行為や日々の暮らし、まわりの環境……。これらの関係性を視覚化することが、彼自身を写す装置となって作用しているのではないでしょうか。この機会に是非ご高覧ください。
(金柑画廊|太田京子)